ティク・ナット・ハン師とサンガについて

 ティク・ナット・ハン師(Thic Nhat Hanh)は1926年ベトナム中部の順化(フエ)に生まれ、16歳で出家し、仏門にはいりました。現在世界でもっともよく知られる禅師のひとりで、詩人、平和・人権活動家でもあります。

 ベトナム戦争中、僧院での瞑想活動と僧院から積極的に外へ出て戦争被害に苦しむ人々を救う活動との両者を選択し、「僧院の外へ出て行動するのもまた、瞑想である」と唱え、その両者の道を統合する「行動する仏教」(Engaged Buddhism)の運動を推し進めました。

 1966年ベトナム戦争終結の和平提案を行ない、ベトナムへの帰国不能となり、フランスへ亡命。亡命中の1967年にマーチン・ルーサー・キングJr.牧師の推薦により、ノーベル平和賞の候補となります。また、1973年のパリ平和会議では、ベトナム仏教徒主席代表を務めました。

 1982年南フランスに、仏教徒のコミュニティ「プラムヴィレッジ・瞑想センター(Plum Village Practice Center)を設立。マインドフルネス瞑想の指導を開始。現在プラムヴィレッジはドイツ、アメリカ、香港、タイランド、オーストラリアなど世界各地に僧院があります。

 サンガは、マインドフルネスの実践を行うコミュニティーです。メンバーお互いが「マインドフルネスベル(気づきの鐘)」となって気づきのきっかけを与えあい、実践を支えあうことができます。

 サンガへ参加するための条件などはありません。ティク・ナット・ハン師の教え、マインドフルに生きるというあり方に共感する人々が、年齢も国籍なども問わず、共に学ぶことのできる場所です。


現在、全国各地でサンガ活動をしています。